人生には転機があります。
そこには出会いがつきものです。
人であったり、景色であったり、経験であったり、
出会ったものの存在で、人生は大きく変わります。
私が出会ったのは、Larimar(ラリマー)という石でした。
深く悩んだとき、答えを探すように出かける一人旅は、
なぜかいつも沖縄です。
あおい空とあおい海、そして白い砂浜、
ひとり、その景色の中に身をゆだねて過ごす時間は、
自分の悩みを小さなものに感じさせ、
こころは少しずつ未来と向き合いはじめます。
Larimarはそんな景色を閉じこめたかのような石で、
新しい一歩を踏み出す力を与えてくれます。
アクセサリーをつくる道を選んだ私にとって、
Larimarはきっかけであり、ささえです。
いつも私に力を与えてくれる存在です。
そのLarimarの頭文字からとったLを、
一つのアクセサリーのデザインに落とし込んで、
LARICAのロゴのモチーフにしています。
このアクセサリーのデザインは、
LarimarをあらわすLと、
螺旋状の円とで成り立っています。
この円は、私の仕事に対する姿勢と願いをあらわしています。
LARICAを運営する私の毎日は、
みなさんが想像するような刺激的なものではありません。
格好良さもなければ、優雅なものでもなく、
そこにあるのは、単調さであり、不安です。
新しいデザインを生み出し続けることができるのか、
自分の作ったものがみなさんに受け入れられるのか、
そんな不安に押し潰されてしまいそうな毎日です。
新しいアクセサリーをつくっては、
それを写真に収め、お披露目します。
いただいたご注文に一喜一憂して、
心を込めて送り出します。
去年も、今年も、来年も、ずっとその連続です。
その連続の中で、ふと自分を見つめたとき、
私は頑張ることができているのか、
成長することができているのかと、
自問自答がはじまります。
不安に駆られるときの自分は、
同じところをぐるぐると回っているかのようです。
これまでも、これからも、
ずっと同じところを回り続けます。
でも、そこに成長があると信じていたい。
少し前の自分とは何かが変わっていて、
新しい自分になっているのだと思いたいのです。
大切な軸をぶらすことなく、
黙々と仕事に向き合い動き続けることが、
同じように見える毎日や、自信のない自分を、
少しずつ変化させ、成長させること。
それが私の仕事に対する姿勢であり、願いです。
その様子を、この螺旋の円にこめています。
このように、LARICAのロゴは、
私に力を与えてくれるLarimarの存在と、
不安に立ち向かうための仕事観とを表現した、
空想のアクセサリーをモチーフにしています。